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〇2025.3.19
2025年度 新米の年間契約を受付中です。
一年を通し安定してお召し上がりの方は申し込みください。
申込書・詳しい資料を送りますのでご連絡ください。

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田んぼの出来事 №8

 ~ 酸化還元電位測定 ~


 毎年、継続して行っている「№⑦の作業」により、お米は安定した還元米へと育っていきます。
その還元米の酸化・還元電位(ORP)を測定したところ、以下のような結果となり、私の取り組みの確かさが数値として示されました。

酸化還元電位(mV)測定結果
(2025年産のお米を精米した際の糠を精製水に溶かして測定)

酸化還元電位(ORP)とは、水溶液中で起こる電子の受け渡し(酸化・還元反応)の起こりやすさを示す指標で、数値が高いほど酸化に偏り、低いほど還元に偏る数値です。(ORPが高い=酸化力が強い・低い=還元力が強い)
還元力が強いということは、物質が「電子を与えやすい状態」であり、一般に“良い状態”として評価される指標です。
酸化還元電位は、気温・水質・測定環境などによって変動するため、あくまで参考値としてご覧ください。
それでも今回の結果は、super還元米・還元米が、他のお米と比べて非常に強い還元力を持つことを示しています。
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田んぼの出来事 №7

  ~ 表舞台と楽屋裏 ~


 たわわに実った稲穂や、それを刈り取るコンバインの映像は、秋になるとよく目にします。
稲とコンバインを表舞台の主役だとすれば、その舞台を支える楽屋裏では、年明け間もない頃から、すでに今年の準備が始まってます。
 酸性雨などによる環境汚染で傷んだ農地を、本来の姿へと蘇らせる作業は、大がかりで根気のいるものです。
1月、正常な電子を持つ「蘇生水素水」を田んぼに撒く作業から始まります。
季節風が吹き抜け、一年で最も寒い時期に水を扱うのは厳しいものですが、この作業を続けることで田んぼは蘇り、健康に良いお米が育つ土台が整います。
今年は、2.8ヘクタールの田んぼに合計56トンの蘇生水素水を撒きました。
その後、トラクターで耕し、土を細かく砕いていきます。
これらの工程を繰り返すことで、正常な電子が田んぼ全体に広がり、安定した高エネルギーの田んぼへと蘇生していきます。
この一連の作業こそが、還元米を育てるうえでの核心です。
写真は、改良したトラクターで蘇生水素水を撒いている様子です。
この田んぼで育つ稲は正常な電子を吸い上げ、やがて健康な還元米となります。

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田んぼの出来事 №6

  ~ 初田起こし ~


 乾いた空気に抜けるような青空が広がる初冬の日、稲刈りを終えた田んぼでは、次年度の米作りがすでに始まっています。
稲刈り後の田んぼには、コンバインで切り落とされた藁や切株が無雑作に残されています。
それらを土に鋤き込み、腐食させて肥料へと変える作業、「初田起こし(秋起こし)」が米作りの第一歩です。
時間をかけて分解された残渣は、来年の稲を育てる地力となります。
 気温が下がり微生物の活動が緩やかになるこの季節、切藁には天然の納豆菌が繁殖し、善玉菌が優位となります。
こうして田んぼは、免疫力が強い米を育む環境へと整えられていきます。
 最初の作業はプラウによる土起こしです。土を粗く反転させ、酸素に触れさせることで腐食を促進します。
効率的に耕すことができ、毎年繰り返すことで田んぼは少しずつ健康な姿へと変わっていきます。


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田んぼの出来事 №5

  ~ 籾摺りの流れ ~


 稲刈りは午後に行い、その後一晩かけて乾燥、翌日の午前中に籾摺りを行います。
このサイクルを繰り返しながら、丁寧に作業を進めていきます。
籾摺りのライン
①乾燥機 (右側の背の高い機械)
②もみすり機 (手前の機械)  籾の外皮をむいて、玄米になります。
③石抜き機  玄米に混ざった小石を取り除きます。
④選別機   玄米粒の大きさを選別します。
⑤色彩選別機(中央の機械)  カメムシ食害米、焼け米、
ガラスなど色の異なるものを除去します。きれいな玄米には無くてはならない機械です。
(今年は高温障害で焼け米が多く混入していました)
⑥計量器  30kgの袋に詰めて、完成です。
このような工程を経て、安心して食べられるきれいな玄米が出来上がります。
これらの機械は高価なものが多く、私の規模でも購入価格は合計約1000万程になります。
新規参入を阻む大きな壁となっています。

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田んぼの出来事 №4

 ~ 田んぼで起きた、小さな奇跡 ~


 稲刈りの中日。空は澄み、風は心地よく、田んぼには黄金色の稲が揺れていた。
作業も終盤に差しかかり、「あと一列で終わる」と思っていたそのとき、30年選手のコンバインが突然止まった。
エンジンはかかっているのに、前にも後ろにも進まない。
原因は「クローラ切れ」。コンバインの“足”にあたるゴム製の部品が、寿命を迎えたのだ。
もしこれが交通量が多い道路だったら、もしこれが作業の始まりだったら――
とても面倒なことになります、考えるだけで冷や汗が出る。
けれど、奇跡的に田んぼの中で、しかも最後の一列を刈り終えた直後に止まってくれた。
まるで「ここなら大丈夫」と、コンバイン自身が判断したかのようだった。
長年働いてくれた機械が、最後まで責任を果たしてくれたような気がして、胸が熱くなった。
 翌日には部品が届き、整備士さんが慣れた手つきで交換。
稲刈りは一日延期で済み、無事に全ての収穫を終えることができた。
 田んぼには、こうした小さな奇跡が幾つもあります。
人の営みと機械の働き、そして自然の関わり。
それぞれが役割を果たしながら、田んぼという命の場を支えている。
天の神様の存在を感じる出来事でした。『感謝』

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田んぼの出来事 №3

 ~ 命を繋ぐ母本選別・一穂に込める祈り ~


 近年の気候変動は、私たちの暮らしに様々な影響を及ぼしています。
季節の移ろいが不安定になり、農作物の育成にも予測の難しさが増しています。
稲もまた、その変化に翻弄されている存在のひとつです。
 私が育てている「朝日」は、約90年にわたり自家採種を続けてきた在来種です。
農薬や化学肥料に頼らず、自然の力と人に手で命を繋いできたこのお米は、きっと不純物の少ない澄んだ味わいを持っていることでしょう。
 しかし、2024年度は、異常な高温の影響で種子が傷ついた恐れがあり、本年度は通常の栽培はみおくり、2026度の種子用のわずかな面積だけでの栽培となりました。
ありがたいことに順調に育ってくれました。
 その中から、未来へと命をつなぐ「良い種子」を選び出す作業が、母本選別です。
長い穂を目安に、一本一本を見極めていくこの作業は、見た目には地味な作業かもしれません。
けれども、これは命を選び、未来を育てる、極めて需要な営みです。
 母本選別は、祈りにも似た静かな手仕事です。選ぶのは、ただの穂ではなく、希望です。
先人たちが守り続けてきた命のバトンを、次の世代へと渡すために。
その手のひらには、90年の歴史と、これからの希望が宿っています。
 気候が不安定な今だからこそ、こうした営みの意味を改めて見つめなおしたいと思います。自然と向き合い、命を思い、未来を育てる。
母本選別は、そんな「人を思う心」の象徴なのかも知れません。
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